2018.06.15(Fri):ちょっとした余談
最近twitterに色々イラストをあげるようになってきました。反応が多い訳じゃないですがいいねしてくれたりリツイートしてくれたりしてくださる方がいるのは素直に嬉しいと思います。そもそもイラストではpixivをメインに使ってたんですが…なにやらお家騒動で離れている人が多いとか…。確かに以前に比べてあまり創作者さんたちが活発じゃないような気がしています。そんな中で自分のイラストやら発行物を告知していく上でやはりtwitterというのが今は一番効果的な媒体かなと思ってます。ブログは…流石にウチみたいなのは閲覧者数稼げないからね~。論外…かな?一応サークル告知の名目でウェブカタログやコミティア等の参加サークル案内web媒体が何もないっていうのが寂しすぎるから作りましたってのが大きいので。(よく足跡から飛んだブログのアクセスカウンターが2ケタ後半とか3ケタとかなってるとガクブルっすよ。)

さて、今回はちょっと真面目な話。

以前、ちょうどオタク夫婦本の発行が煮詰まってきてこの先どうしようかって悩んでいるときに不思議な夢を見たんです…。え?いきなり夢の話??どこがまじめな話だよお前、ついに脳みそ沸騰したか!?というツッコミはとりあえず放置プレイの方向で…。
続けますね。その夢はなんと今自分が描いている夢見野市の仲間たちの夢でして…キャラクターに起こされて自分が作ったキャラクターたちに延々と怒られるというなんとも奇妙な夢でした。おかげさまで今まで生きてきた中で3本の指に入るほどの寝ざめの悪さ!…ってそこじゃなくて…!(あ~やっぱこういうツッコミ入るのはもう自分のキャラなんでこのまま進めますね。)自分、意外とその時の夢って覚えているんです。でもまぁ夢だっていう認識はあるのでそれで終わるんですが…その時はなんか違ったんですね。なんか凄く脳みその中にこびり付いているんです。まぁ出てきたのは自分が作ったキャラですからね。忘れるわけがないんですが…。そのキャラクターたちが言った言葉が凄く印象的だったんです。

『どうして僕らを描いてくれないの?僕らはあんたが描かないと外の世界に出れないんだよ?僕らはここで消えて行っちゃうの?せっかく生まれてきたのに??』

驚きました。まさかそんなことを言われるなんてね。まして自分の生み出したもの達なんですよ?

確かに生み出したものは自分が描いて本にするなりネットに流すなりしないと世には出ません。自己満足で埋もれていくだけです。でもなんで急にこんな夢を見たんでしょう。その日久しぶりに過去の設定書を引っ張り出して描いてみました。8年というブランクがありましたがちゃんと描けました。思えば2002年から描いてたんですから当然です。

この作品(『出発進行!トランスポーターズ』)は2002年からスタートして準備号からvol.1~2まで出して一度止まってしまったんです。そのころの自分にはまだこのキャラたちを安定して書ける画力が足りなかった…。どんなに頑張っても自分の理想に到達できずあきらめたんです。その後転職だ結婚だとバタバタする時期を経て2012年に新シリーズを開始。これも準備号からvol.1~2でストップ。この時はちょっと色々あってね。自分の絵が迷走してしまって結局違う!こんな絵が描きたいんじゃないって投げちゃったんです。(…実はそうなる前にちょっとした事件があったんですが…それがきっかけです。ここではあえて伏せます。)
結局ウチのサークルは3巻が出せないサークルというレッテルが貼られてそれに苦悩した時もありました。

その後に一旦キャラクターを動かすような漫画ではなくモデルを使って簡単なネタを描くという事で出来た作品が皆さんもご存じあのオタク夫婦本『そんな二人の日常茶飯事』でした。まぁ最初のうちはグダグダもいいとこでしたが少しずつ様になってきてついにvol.3を発行。ジンクスブレイクを果たしました。その後とりあえず続けて本当はvol.5を発行した時にやめようと思ってたんです。それがなぜかその倍のvol.10まで発行することになるとは…。自分でもなんでかわかりません。ただ確かvol.5か6の後にまた違うキャラクターを作ってちょっとしたマンガを描いて発行したら大コケにコケて結局続けざるを得なかったというのが正直なところでしょう。(そのマンガが『COMIKEN!』でした。この作品は面白い経緯をたどっていてなぜか後からティアズマガジンなどで紹介されて脚光を浴びたという不思議な作品でした。描いた本人は全く納得していなかったのですが…。)
ちょうどオタ夫婦本のvol.8制作時にこのままこの作品を続けててもなぁって思うようになっていた所に今回の本題であるあの夢が出てくるわけです。

いや~ここまでダラダラとよく書いたなぁ…。読んでる方、大丈夫ですか?まだ続くよ?とりあえずお茶飲むなりトイレ行くなりして休憩してから進んでね。

さらに話を進めます。実はこの過去の本、原稿そのものは残ってないんですがサンプルとして使っていた本がまだ残っていて(発行物は一応イベントで試し読み用のサンプルをそのまま手元に残してあります。サンプルでいいので売ってくださいという方にお断りしてるのはそういう理由です。)久しぶりにその全てを読みました。まぁ画力もストーリー構成もグダグダでよくこんなんで同人誌だそうと思ったなお前状態です。ただ恥ずかしいとか封印したいとはなぜか思いませんでした。懐かしいとも思わなかった。その時自分の中でああ、やっぱりこのキャラたちが好きなんだなって気付いたんです。そしてもう1つ、画力のせいもあり絵柄こそ変わっているもののキャラクターの根底がぶれていないことに気づいたんです。そこでふと自分が過去に描くのを止めてしまった時のことを思い出してみました…。成程…そういう事か。妙に納得した自分がいました。

自分に出来ない事を求めすぎたせいで自分の首を絞めていた…それがすべての原因だったんだ。

同人誌即売会ではありとあらゆる作品が会場内を埋め尽くしています。そんな中でカッコいいキャラ、萌えるキャラ、イケメンやセクシーキャラ等々自分のキャパではない物を追い求めるあまり描けないキャラに執着してしまったんです。
要は描きたいと思う絵と自分が描くことの出来るキャラは違う。だからこそどこかで妥協が必要で、自分はその妥協が出来なかったせいでどんどんキャラクターが壊れ、描けなくなって結局そこで止まってしまっていた訳です。同人活動をウン十年やっててそれに気づくのが遅すぎたしこんなこと学生時代に嫌って程学んだはずなのになぁ。心のどこかでそれを認めたくない何かがあったんでしょうね。だから今は自分の設定キャラの精度を上げることに専念するようにしています。まぁ他の絵師さんたちからするとヘタレ絵の何物でもないですけどね。こういう絵しか描けなんだからしゃーない。(じゃあ同人辞めたら?というツッコミが飛んでくるのは想定済み。それが出来たら多分とっくに辞めてる。多分描いてイベントに出ることが自分の存在意義になっちゃってるんじゃないかな?何より楽しいし。修羅場はつらいけど。・苦笑)

ちょっと話は脱線するけど同人誌即売会って結構おっかないもので絵がそのまま売り上げに直結するってのもあるけど買い手からダイレクトに反応が飛んでくるから結構シビアです。しかも創作系オンリーになるとサークル参加者は皆ガチで作品を仕上げてくる。結構実力のぶつかり合いって感じで色々な意味で熱いんだよね。そして買い手もそういう作品から自分の欲しいものを選びに来る(まぁ大半はお目当てさんの本を買いに来るってのがメインだけどね。)訳だからもう目利きの鑑定士がうよいよいる感じかな。
以前は冗談抜きで『よくこんな本でイベントに参加しようと思いましたね。』とか『私こういうの嫌いなんで』なんてズバッと本人目の前に言われてました。今でも言われますよ。特に東京と名古屋は顕著。(苦笑)そんな中でも面白かったですと言ってくれる人が1人出てきてくれるだけでも幸せです。そんな中で活動してます。
絵は確かに会場内のどの本にも劣ります。実際に本が売れているわけではないしね。それは認めます。でも作品に対する愛情だけは…負けてない…はず…。うん。それを証明するために自分ができるレベルでクオリティを上げて行かないといけないですね。いつか愛情と画力が釣り合ってくれるといいですが…。

今ブログ上で過去の作品をあげていますが過去の作品はこういう形でしか日の目を見ることがないし、何よりこれも自分の生み出した作品の一つなのであげてます。恐ろしくヘタレた作品ではありますが笑い飛ばしていただければありがたいです。

なんかまとまりがなくダラダラと書いてしまったのですがここで一旦頭と心のもやもやを吐き出しておきたかったんです。お付き合いいただいた方には本当にありがとうございましたと申し訳ありませんでしたという気持ちでいっぱいです。
ここで一度線を引いて弱音を吐くのはやめたいと思います。でないとまた夢の中で自分のキャラクターたちに怒られそうで…。

最後に。今はさすがに各々の生活環境なり仕事なりで同人を離れたり描き手をやめて買い手になったりしているけど、以前は同人仲間がいて(今でもつながっている子たちもいるけどね~。)その人たちによく言われた事をここで書き記しておきます。これは自分への戒めとして…ね。

『へのへのもへじや針金人間で誤魔化すような作品で参加するぐらいなら本当に自分の作品を描いて参加したがっている人にスペースを譲ってあげた方が何十倍も何百倍もマシだからね!!』

二次創作の時は考えてなかったけど一次創作に移った時にこの言葉は本当に身に染みた。そして今それを痛感してます。だからこそ全力で今の夢見野市の仲間たちにちゃんと向き合ってあげないといけないよね。見る人が見たらへのへのもへじレベルかもしれませんが、それでも自分の身の丈に合った努力の結晶を夏コミ当日にスペースに並べることができるように…。そして一人でも多くその努力を見てもらえるように…。
全ての人がそうじゃないかもしれないけど、創作同人さんは少なくても作品愛でガチンコ勝負してるんですよ。

ちなみにこの夢の話はメモしてちょっとしたストーリー仕立てにして残してあるんです。時期が来たら夢見野本のどこかで笑い話として掲載しようと思ってます。ちょっとだけネタを盛らせてもらうけどね。

さぁて、言いたいことは言った。原稿あげようぜ!自分!
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